新年のご挨拶

     平素は、一般社団法人府中青年会議所に格別なるご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。私は2020年度理事長を拝命しております、真邉崇正と申します。どうぞよろしくお願い致します。

     近年、私たちのまち「府中」は、少子高齢化・人口減少により、まちの存続さえも危ぶまれる社会問題を抱えております。

    それに対して私たちが率先してこの課題に取りくみ、持続可能なまちづくり、そして府中が日本で最も愛されるまちに近づけるよう運動を行って参ります。

    その実現のために、本年度は特に「地域を牽引するリーダーの排出」と、「様々なコミュニティとの共創による府中の活性化」に努めて参りたいと思っております。私どもも、このまちに住み・暮らす市民の一人として、「希望溢れる未来」の実現のため、自らを変革し、今の時代に相応しい運動を行ってまいります。

    本年度も、JCI創始から続く使命である「明るい豊かな社会」の実現に向け、「革新」の精神のもと挑戦してまいります。

     引き続き、皆様の変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

     

     

     

     

     

    一般社団法人 府中青年会議所

     

      第58代  理事長 真邉  崇正

    理事長所信

     

    革新

    ~ もっと人へ、もっとまちへ、希望溢れる未来のために共に挑もう ~

     

    私は、当青年会議所に携わっている会員から市民の一人ひとりまでもが希望を持てるようなこころ躍る未来を築きたいと願っています。

     

      ピンと張りつめた空気の中、真剣な眼差しを向ける子ども達

      夜闇の中、まつりのフィナーレに感じる爽快感

      何の後ろ盾もない中、真新しいオフィスに佇む孤独感と期待感

      朝露の中、まちの真ん中で、思い切り深呼吸し気持ちを鎮める瞬間

     

     このような心の琴線にふれるような体験を提供することが私たちの運動の根源になります。そして、これらの体験を通して人々の行動が変わり、それが新たな文化の形成、ひいては新しい未来の礎となります。

     こういった、運動が一時的な流行ではなく、一つの文化として、これからも育んでいけるように、会員一人ひとりが、府中青年会議所のメンバーとして誇りをもって、地道に運動をしていかなければなりません。

     本当に期待される未来を。

     どこまでもこころ躍るまちの創造を。

    それは、JCI創始から受け継がれている私たちの使命です。

     

     私たちのまち「府中」を、今後も途切れることなく未来へつなぐためには、自らを変え、地域やまちに革新をもたらすことが必要不可欠です。

    さぁ、今こそ府中青年会議所メンバーが一団となり、ともに革新を起こしましょう。

     

    はじめに

     1962年10月20日「明るい豊かな社会の実現」をめざし、福山青年会議所をスポンサーに仰ぎ、日本で232番目の青年会議所として、府中青年会議所は誕生しました。

    私たちが、府中を想い活動できますのも、多くの先輩方が英知と勇気と情熱をもって、一年一年を築き上げらたからに他ありません。

     一昨年、府中青年会議所は、55周年を迎えました。それは、60周年そしてその先の未来へのスタートでもあります。今までの諸先輩方の活動や想いに感謝し、未来へつづく一歩を踏み出さなければなりません。

     

    明るさと豊かさと持続可能な社会の実現へ向けて

     昨年、日本青年会議所は、SDGs推進宣言を行い、日本で一番SDGsを推進する団体になることを宣言いたしました。SDGs(サステナブルディベロップメントゴールス)とは、持続可能な社会のための開発目標です。

    それは1960年代に掲げた明るさ豊かさとは、言葉は同じでも定義が変わってきていることを意味していると考えています。

     府中市は、今、急速に高齢化・そして人口流出が進んでおり、2060年には2万人を割り込むと推計されており、消滅可能性都市の一つに数えられています。今こそ、明るさとは?豊かさとは?の根幹を見つめなおし、活動をしていかなければなりません。

      

    それに際し、私たちは、①個人②共同体そして③まち・社会という3つの層別に分けて、運動を行う必要があります。

    【使命に生きる個人】Live purpose to human life

    ・会員のみならず市民の一人ひとりまでもが、自分の人生における使命や価値を見つけ、そしてそれに向かって行動する

    【共創的な共同体】Co-creative Community

    ・様々な個人が集まった共同体が、新たな文化や今の時代に必要な価値を共創する

    【持続可能なまち・社会】Sustainable Society

    ・それらの文化・価値を根づかせ、そしてそれを世界へ展開していくことにより、持続可能な社会の実現・明るい豊かな社会の実現につなげる。

     

    私たちも、このまちに住み・暮らす市民の一人として、「希望溢れる未来」の実現のため、自らを変革し、今の時代に相応しい運動を行ってまいります。

     

    未来をつくる会員拡大

    ~ Team 府中JC ~

     会員拡大とは、私たちの青年会議所活動の一丁目一番地に当たる最も基礎になる部分です。会員数の減少は、まちの衰退と同義と考え、拡大を進めなければなりません。

    なぜなら、まちを変えるほどの運動を行っていくためには、多くの会員の様々な力が必要であるためです。私たちは会員数を増加し、組織を強固にする必要があります。

    拡大を通して組織を活性化し、さらに良いチーム・強いチームを形成し、一致団結してあらゆる活動をより強固に進めてまいります。

     

    チームを作る。仲間を増やす。様々な価値観が融合する。

    府中を想う気持ちを持つ同志が集う。

    Team 府中JCになろう。

     

    府中を愛する気持ちがあれば、必ずや多くの同志を迎え入れることが出来ます。

    本年度は、未来を担う新たな仲間を一人でも多く迎え入れるための活動を行ってまいります。また、拡大活動を通して、持続可能な組織作り、未来へ続くチーム形成を行って参ります。

     

    こころ躍るまちづくり

    ~ Convenience × Mindfullness ~

    こころ躍るまちとは、決して大きな商業施設があり、あらゆるビジネスが興り、経済的な豊かさを追求することではないと思います。まずは、府中に住まう市民の皆様が満ち足りた心を作れるまちづくりが必要と考えます。そして、その運動を通して府中を日本で一番愛されるまちにしていかなければなりません。

     

    手の届く場所に、必要なものがある。

    そして活気にあふれながらも自然にも癒される。

    人にやさしいまちづくり。心休まる居心地の良さを感じられるまちづくりが必要です。

     

    このような心地よさの実現にはきっと多くの壁があるでしょう。その壁を、私たちは発想と行動で超えていかなければなりません。本年度一年間でこの問題を解決できると思っておりませんが、私たちは、未来の府中を想い、あらゆる共同体とともに共創し、永遠に愛されるまちの実現に向かって進んでいく事業を構築してまいります。

    そして100年後にも続く、希望溢れる未来を築く活動を行います。

     

    未来を担う青少年育成 

    ~ 原体験 × 故郷コミニティ ~

     今と未来をつなぐのは、子ども達です。だからこそ、子ども達が未来を創る力を育むことが出来る環境を、提供しなければなりません。

     私たちの住まう世界は、かつてないほど多様な人々と作り上げていかなければならなくなっています。そんな中、100年先の未来を思い描くことは、ますます難しくなっています。

    今の子ども達は、今まで以上に、自ら考え・行動し、新しい価値を生み出していかなければならなくなっています。その力の醸成に必要なのは、様々な経験です。学校や家庭の外で起きていること・感じること・体験することもすべて貴重な経験であり、これからの彼らの人生を決める重要な糧となります。

     

    人種や国の違いに惑わされない。自らが大切にする価値観。

    多様性を受け入れ様々な人々と共に、未来を創る。

    今しかできない唯一無二の経験。それを子どもに与えることができる故郷の形成

     

    この複雑な時代だからこそ、人生感を決めるほどの圧倒的な原体験が必要です。そして、私たちは、地域と一体になって、それを子ども達に提供しなければなりません。それができる故郷こそが、持続可能な社会の創出につながります。

     本年度、私たちは今の時代に相応しい故郷の創出と原体験を与える事業を構築してまいります。

     

    地域を牽引する青年の創出

    ~ think,think,think × 変態 ~

     この複雑化する現代において、未来を牽引する青年へ成長するには、「物事の価値を定義すること(価値デザイン)」が必要と考えます。価値デザインという行為は、すなわち自分が、その物事の本質や意味、そして価値を判断することです。そして、その行為を通して、人生を賭けてフォーカスする物事を決めることができると考えます。

     思い返してみれば、私たちの多くのことをプロフェッショナルに依存し、様々なことを手放していると感じます。私たちは、より自分の使命や運命に責任や情熱をもって行動していなければなりません。

     

     自分の人生を他人に預けっぱなしにしない

     自ら探求をやめない

     価値デザインから、地域を変える人間へ変態しよう

     

    そのためには、私たち会員自身が、深い探求(think,think,think)を通して、まちのためそして世界のために、まずは自らが資質ある人間へ変態しなければなりません。そして、我々に生じる変化が行動となって現れ、まちに関わる人々の一人ひとりへ伝播し、まちを変えるヒーロー達の創出へつなげていかなければなりません。

     このように、使命感を持って自発的に行動する多くの個人が地域に存在することこそ、持続可能な社会の実現の礎になると考えます。

     本年度、私たちは、会員自身の資質の向上を行うと共に、未来を創造する青年を創出する運動を展開してまいります。

     

    こころの故郷となるまつりの創造

    ~ 遊び × 灯 ~

    昨年、備後国府まつりは大盛況に終わり、府中市民にとって大きな思い出に残るまつりにすることが出来ました。その中で感じたことは、まつりというイベントは、若者を、子どもを、このまちを離れていかないように、そしてこのまちにまた帰ってくるようにするための「灯」の役割があると考えます。本年度は、その灯をより大きく、より明るくしていくことが必要です。

    そのためには、私は「遊び」という要素が必要と考えます。遊びとは、すなわち、ワクワクドキドキする体験のことです。子どもや大人・お年寄りまで分け隔てなく、笑顔になり夢中になり、まつりを通して府中というまちに愛着を持つようにならなければなりません。

     

    ‘本気で真剣に’ 府中に「遊び」を。ワクワクし没頭する体験を府中に。

    目的やルールに縛られず、ドキドキして体が勝手に動いてしまう経験を市民に

    日本で一番「熱い夏」にしよう

     

    府中に関わる全ての方のために、私たちは、本気で「遊び」を追求し、生涯で最も思い出に残る日を創らなければなりません。

     府中の灯をより大きくするための事業を、まつりを通して構築してまいります。

     

    最後に

    Because the people who are crazy enough to think they can change the world are the ones who do.

    自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えているのだから。

    (“Think different” スティーブ・ジョブス)

     

    私たちの活動の根底にあるものを決して、忘れてはなりません。そして、その目標に対してぶれずに行動し続けることが大切です。時にはうまくいかない時もあります。しかし、私たちはあきらめずに行動し、失敗から学び、次の行動につなげなければなりません。

    私たちがあきらめない限り希望溢れる未来を創ることが必ずできると信じて、行動し続けましょう。

     

     

    基本方針

     高い目標を持つ

     熱いハート・強い意志を持つ

     自ら考え、自ら行動し、自ら体験する